今日も一日、イズミールの市内を歩き回っていました。
イズミール(古代名はスミュルナ)は歴史の非常に古い街ですが、戦争で古い建物の多くが失われているので、現在では古代…どころか100年以上前の雰囲気を伝えるものもあまり残っていません。
そんな中でも、古代の雰囲気を伝えてくれるものとして古代のアゴラ跡があります。20世紀、はじめてイズミールを訪れたときも、このアゴラは訪れていますが、その時は発掘がまだあまり進展していなかったので、今とは雰囲気が結構違いました。
ちなみに、実は去年も来ていますが、来るたびに新しい発見がある場所です(´∀`)。
このアゴラ、紀元後7世紀頃までには墓地に変わっていたそうですが、その後すぐ近く(というかとなり)に、現在まで続くバザール(の原型)が成立しました。バザールは今でも、お買い物をする人や観光客で賑わっています😆。
古代のアゴラも商業の中心だったわけですが、そのような性格がほぼ同じ地区で現在までほぼ受け継がれている、というのが面白いですねヽ( ・∀・)ノ。 (と)