今日は午後、新宿で開催されているWatch Art Grand Exhibitionに行ってみました。世界的な高級時計、パテック・フィリップ社が世界各地で(時々)開催している自社製品などの展示会で、日本では初開催とのこと。
無料での展示会だったので、見てまわるのにそんなに時間はかからないだろう、と思っていたら大間違い。2時間半かかりました⏱️。
展示点数が500を超える、ということで、それらをじっくり見る*1だけでも圧倒されます。19世紀の創業当初からのさまざまな時計が所狭しと展示されているのはなかなかの圧巻。
しかも、16世紀からのさまざまな時計やムーブメントも展示されているので、時計の歴史を知る、という点でも有意義でした🕰️。
例えば、16世紀末にミラノで作られた「聖ヤコブの道」というペンダント・ウォッチ。
もちろん、パテック・フィリップの歴史を彩ってきたさまざまなモデルも。
19世紀のローマ教皇、ピウス9世(在位1846-1878年)の懐中時計(1866年)だそうで。
…1866年って、イタリアや教皇がそこそこ大変な時期だった気が(笑)。
最新モデルや限定品に至るまで、ため息が出そうなものばかりが並んでいましたが、それだけでなく時計の複雑な機構などを説明してくれる展示やコーナーあり、また実際にスイスから来た職人さんの技を見る*2ことができるコーナーありと、展示の多様さや幅広さにもため息が出ます。
およそ自分で買うことは夢のまた夢なものですが、目の保養になっただけでなく、ものすごく勉強になる(自分の仕事的にも)展示会でした🥰。 (と)