今日は、祖母の葬儀でした。
祖母とは言っても、物心ついてから中学校を卒業するまでは祖母に育てられたので、母親に近い存在でもありました。
前から施設には入っていましたが、ついこの間まで元気だった*1ので、亡くなったという連絡を週末に母から受けた時には、ちょっと信じられませんでした。
身内だけで送ろう、ということで、亡くなった後すぐに家に戻ってきて、お通夜も家で。いつも寝ていた部屋に、いつものように布団が敷かれて、納棺される昨日まで、いつものようにそこで寝ているようでした。
そして今朝、家を出て火葬場へ。いつも遠くから眺めていた平和観音像を近くから見る初めての機会が、今日だとは思っていませんでした。
葬儀がすべて終わった今でさえまだ、この何日間かは夢の中のできごとのような気がします。
大正に生まれて昭和、平成、そして令和まで、ほぼ1世紀近い天寿を全うしたのですが、これからもまだずっと、家のどこか、あるいは施設の自分の部屋にいて、会いに行ったら「あれぇ!」と言ってくれそうな気がします。いやきっと、言ってくれることでしょう。
でも、とりあえずはありがとう、おばあちゃん。 (と)
*1:先週、妹の家族が会いに行った時も元気だった。