今日はお天気も良かったので、ちょっとお散歩。木幡かいわいを少し歩いてみました🦶🏻。
木幡のかいわいは、平安時代には藤原氏(というか摂関家)の墓域(宇治陵)があった地域です。そしてこの時代、摂関家から皇室に数多くの女性が入内していますから、当然ながらこれらの墓域の中には宮内庁が管轄するものが出てきます。
ということで、こんな盛大な標識が(´∀`)。
この脇には、摂関家の墓域であることを示すものも。
宇治陵、1ヶ所に集まっているのではなく、結構広い地域に散在しています(上の2枚の標識・碑は、総遥拝所になっている1号墓のところに設置されています)。
なので木幡の集落の中を歩いていると、住宅街の中のあちこちに小さなお墓がある、という感じです。言われないと(&標識がないと)それがお墓とは気づかないかも。ましてや、摂政や関白のお墓とは思えないでしょう。
記録も残っていないようなので、どれが誰のお墓なのかよくわからないのですが、一部で藤原道長の墓かも?とされる32号墓は、とりあえず行っておきました🎑。
32号墓から北に進んで、六地蔵駅に近いあたりにくると、その道長が建立した菩提寺、浄妙寺があった辺りに出ます。今は小学校になっていて、何も残っていませんが。
浄妙寺の周辺にも宇治陵を構成するお墓はいくつかあるので、墓域の広さとともに摂関家の息のかかった地域の広さをも、実感することができますね🤨。
当然ながらすべてのお墓を回ってみたわけではないので、機会があったらほかのお墓も行ってみたいところです(・∀・)。 (と)