今日は、イスタンブル市内でも特に金角湾沿いあたりを歩いていました😀。
最初に赴いたのは、エユップ・スルタン・ジャーミー。
7世紀半ばにアラブ人がコンスタンティノープルを攻撃した時に参加していたムハンマドの教友、エユップ（アイユーブ）の墓のある場所に建てられたモスクとお墓、その他の様々な施設群です。
ムスリムの皆さんにとってはなかなかの重要人物ということもあり、かなりたくさんの人がお参りして、熱心に祈りを捧げていました。そして周辺にはたくさんのお土産物屋さんなども立ち並び、思った以上に観光名所でもありました。…非ムスリムの人たちは近くの丘の上にあるピエール・ロティのカフェに行く方がメインのようですが。
続いて、ブラケルナイの聖母マリア教会へ。こちらは以前訪れた時には入れなかったので、再挑戦です。
今回は入ることができました（・∀・）。訪れていたのはわたくしだけでしたが、堂内の照明を修理中で、なぜかわたくしも作業に駆り出されました笑。
こちらの教会には聖なる泉がありますが、泉の水を汲めるようにか、山ほど小さなペットボトルが置いてあったのがちょっと現代的☺️。
そしてその後、聖ゲオルギオス教会へ。こういうとわかりにくいですが、キリスト教世界の5人のトップの1人、コンスタンティノープル総主教の総主教座教会（いわば本山）です。
ローマ教皇の本拠（つまりバチカン）や、コンスタンティノープル総主教のかつての本拠（聖ソフィア）に比べると、随分とつましい規模の教会です。それでもこちらも、絶えず訪れる人がいました。
いずれの場所も、現在でも信仰の場として（そしてもちろん、観光地としても）機能しています。2つの教会は、イスラーム国家のトルコにあって難しい立場になる時もありそうですが（というかあった）、エユップ・スルタン・ジャーミーも含め、今後も末長く静かな信仰の場であってほしいものです🥹。 （と）
