今日で一応、春セメスター(前期)に担当していた学部の授業が全部終了しました*1。
コロナのせいで波乱の幕開け、そして未経験の全面ウェブ授業だったわけですが、途中からは何とかペースもつかめてきて、個人的にはそれなりに対応できたかな、という気はしています。
とはいえ、やはり最初はいろいろとまどったので、以下、備忘録的に。授業も、ゼミなのか講義なのかでやり方ががらりと違うので、それぞれについて書いてみます(´∀`)。
で、今回はとりあえず、講義形式の授業について、総括しておきます。
講義は、予定されている授業日時にリアルタイムで実施する形式よりも、受講者が好きな時間に受講できるオンデマンド形式が推奨されていたので、わたくしもそうしました。
例年は事前にLMS(学習管理システム)を通じて学生に教科書代わりの授業要旨・テキストを配布し、授業の時間にスライドを映写しながら話していたので、今年度もそれを基本に、LMSで授業要旨・テキストを配付するとともに、音声つきのスライドも配布して、それを見て学習してもらう、という方針で授業を開始しました。
あと、ウェブだと板書ができないので、自分で「板書を書き写した」体のファイルを作ってLMSにもアップ*2。
が。
スライドを閲覧できない、という声多数(;´Д`)…。
しばらく経ってから、「LMSがEdgeに対応していないのに、Edgeで閲覧していたから」というのが多くの理由だということに気づいた*3のですが、当初はわからなかったので、困った揚げ句、
YouTuberになりました(゜∀゜) 。
まぁ個人的にも、日ごろ使っていないPowerPointでスライドを作るよりも、使い慣れているKeynoteでスライド作って動画に変換するほうがよっぽど楽なので、作業がずいぶん迅速、かつ楽しくなりました(・∀・)。
また、あんまり長い動画だと受講生もしんどいという話なので、1回の授業分をそれぞれ20分〜30分くらいの動画2本に分けて、YouTubeにアップしました。
2本合計すると、毎回大体45分くらい*4の動画に。これの視聴にプラスして、LMSに授業内容への質問を書いてもらい、あと20分の小テストもLMSから。小テストはLMSで自動採点されるので、採点の手間が省けるのはよいです(´∀`)。
仕上げに、LMSに書いてもらった質問に対して回答を作成してLMSにアップ、までで講義1回分。まぁ大体、90分の通常の講義相当に(時間も内容も)なっていると思います。
ちなみに。準備のための設備ですが、必要なものはなぜか(?)、前から持ってました。具体的には録音するためのマイク(USB接続できるもの)と、「板書のふり」ファイルを作成するためのApple Pencil。
それから、YouTubeを使用したことで、動画の視聴時間*5などについて、ある程度くわしいデータがわかるのも収穫ではありました。
そんなわけでこんな感じで、ウェブで講義をやりました(´∀`)。ずっとこの形式でやりたいかというとそれは困りますが、しかしウェブで実施する講義の可能性とか、今後の何らかの応用にむけての基礎など、新しい発見や得られたものも多かったな、というのは実感していますヽ( ・∀・)ノ。
ゼミについてはまた後日。 (と)