今日はまず、マルサラの考古学エリア&考古学博物館に行きました。
考古学エリアは半分くらい立ち入り禁止だったのですが、それでも残りの部分が相当広大。もっとも目にすることができるのは大通りや浴場の遺構など、ごく一部にとどまるのですが。。。
それでも結構長い時間炎天下を歩き回った後、博物館内へ。こちらは海中から発掘された古代フェニキアの船が売り物なのですが、そのほかにも同じく海中から発掘された古代末期の商船やネクロポリス出土の個人のお墓、古代末期からノルマン期にいたる壺など、想像以上に充実した展示。
最近発見された「リリバエウムのヴィーナス」は、そのうち日本を含む海外で公開されそうな勢いで推されてました(・∀・)。
お昼休憩をとった後、マルサラからディーゼルカーに乗って約20分の、マザーラ・デル・ヴァッロへ移動。
こちらはこじんまりとした小都市なので、そんなに時間もかからず回ることができました(´∀`)。
一番有名なのは、日本にも来たことのある、やっぱり海中から発見された「踊るサテュロス」で、街の博物館もそれ推しでした(゜∀゜) 。
ですが個人的には、パレルモを彷彿とさせるようなノルマン期の建物や雰囲気に惹かれました。
サン・ニコロ・レガーレ教会の遺構とか。
真夏の午後、外を歩いている人もほとんどいない*1時間帯を中心に色々歩き回らざるを得なかったのですが*2、なかなか充実した1日でしたヽ( ・∀・)ノ。夜のマルサラワインが美味しいわけだ(笑)。 (と)