(と)の道楽日記 (Ver. 2)

 (と)が相変わらず、適当なことを書いています。

報恩寺

今日も、「京の冬の旅」で特別公開中のお寺の一つ、報恩寺にお参りしてみました。

京都市上京区役所:上京区の史蹟百選/報恩寺

 

秀吉によって現在の場所に移され、その後江戸時代に何回か火事で焼けているので、現在の建物は江戸後期のもののようですが、いろいろと珍しいものを収蔵・所蔵しているようです(´∀`)。また、黒田長政が没した場所です*1

 

収蔵品で一番有名なのは、重要文化財になっている梵鐘(「勿撞(つかず)の鐘」)と、近年精密なデジタル複製画が作成された「鳴虎図」です。今回の特別公開では、このデジタル複製画の「鳴虎図」を目にすることができました🐅。また天正〜慶長年間に描かれた信長*2や秀吉の肖像画も興味深く見ましたヽ( ・∀・)ノ。

 

お寺の門前には橋が。

 

小川

 

今となってはこれが橋?状態ですが、以前はここに小川(という名前の川)が流れていたので、橋だけ残っています🌉。この橋、慶長7年に秀吉の関係者だった女性の寄進によって架けられたのだそうで、擬宝珠にも「慶長7年」の銘が入っています*3

 

一見、何の変哲もないお寺ですが、何だかいろいろ興味をそそられるお寺でした(・∀・)。京都はこういうところだらけですね。 (と)

*1:なので、位牌がありました。

*2:7回忌法要の際に描かれたのだとか。

*3:現物の一つはお寺の中で保存されていましたので、今、橋についているのはレプリカなのでせう。