(と)の道楽日記 (Ver. 2)

 (と)が相変わらず、適当なことを書いています。

よくじょうとげきじょうと

今日は一日、カターニアの市内を歩き回っていました。

カターニア自体は今回で3回目の滞在なのですが、前回は事実上夕ご飯を食べに来ただけでしたし、その前も単なる宿泊地*1だったので、一日じっくりカターニア、というのは初めてです(´∀`)。

 

さて。このカターニア、古い時代からシュラクサと並ぶシチリアの拠点でしたし、現在でもシチリア第二の都市ですから、見所はたくさんあります。で、今日は古代の遺跡を回ったり、本屋さんを回ったりしていました。

 

印象深かったのはサンタ・マリア・デッラ・ロトンダ教会の遺構。ここはかなり古い時期から利用されていた場所のようですが、ローマ時代に浴場になり、さらに古代末期に教会になったという、ある意味土地の再利用の典型例みたいな場所です(笑)。

なので遺構も、古代なのか中世なのか?状態(゜∀゜) 。

 

Terme della Rotonda (Site of ancient roman bath and medieval church) in Catania, Sicily

 

この周辺は、古代都市の中心部だったのか、劇場の遺構や円形劇場の遺構なども残っています。

ちなみに、入場するのにお金がかかるのは劇場のみ。これもある意味素晴らしい(笑)。

 

それにしても。同じシチリアとは言っても、州都パレルモとここカターニアでは、(少なくとも市内中心部では)全然雰囲気が違います 。カターニアの方がお洒落で、なおかつ初心者向け(?)のような気がするのは気のせいでしょうか*2?  (と)

*1:カターニアを起点にあちこち移動していた。シチリア東部の拠点都市なので、カターニアはそういう使い方でも便利。

*2:ちなみに、飛行機の便はカターニアの方がいいらしい。